アイロンで貼れるふすま紙を試してみました。
障子はみなさん張り替えた方は多いいと思いますが。ふすまの張替えをした方はあまりいませんよね(私も)。
たいがいの方が専門家へお願いするみたいですねー。
先日ホームセンターでふらふらしていると、アイロンで貼るふすま紙と言うのを発見。ふむふむ、アイロンで温めて貼れるんだー。
で、早速本日ふすま紙の張替え貼りをやってみました。
なぜふすま紙貼りかと言うと前のふすま紙を剥がさないからです。前のふすみ紙の上にそのまま上貼りします。剥がす必要がありません。
家を建てて十数年一度もふすま紙を張り替えたことが無いので茶色く日に焼けてしまっています。
今回使ったふすま紙はアサヒペイントのアイロン貼りふすま紙(枠をはずさず簡単に貼れる)です。アイロンはスチーム・ドライどちらも対応。サイズ幅95cm×長さ1m80cm お値段は2枚一組で1,680円
ふすま紙の貼り方
ご存知の通り、ふすまはかなり大きいため作業に広い場所を必要とします。しゃがんだり立ったりすると腰に負担が掛かったり作業効率が悪いのでキッチンのテーブルを作業台代りに利用します。テーブルが傷つかない様に新聞紙等を敷いて保護して起きましょう。
①引き手金物を外す。
ふすまの枠は外さないのですが引き手は外さないと貼れません。
引き手はぬか釘の様な細い釘です。外すのに専用の道具もありますが、私は腕時計様のマイナスドライバーを使って釘の頭を飛び出させて飛び出たところをラジオペンチでゆっくりと引き抜きました。(勢い良く引っ張ると釘の頭が取れて大変なことになりますので気をつけて)
②引き手が取れたら枠に養生テープ(マスキングテープ)を貼ります。これはふすま紙がアイロンで温められて溶けた糊が枠に付着しないためです。枠ぎりぎりまでアイロンをあてると糊で紙が付いてしまいます。
③いよいよふすま紙をふすまにセットします。ふすまの枠からはみ出してかみをセットしても良いのです
が、そうすると4面紙をカットしなくてはならないので、ふすまの上枠と左右どちらかの枠にふすま紙を沿わせてマスキングテープで数箇所を固定します。この時にアイロンをあてるところえははみ出さない様に注意。アイロンの電源をオン。(高温)
④紙のセットが出来たらアイロンを真ん中から外へと十字方向へそっと滑らせます。いきなり端っこまでアイロンを掛けたりするとしわ原因になります。
ある程度端までアイロンをかけたら角に斜めの切り込みを入れておくと角が綺麗にくっ付きます。
⑤アイロンがけが済んだら専用の定規をあててカッターでふすま紙をカットします。
カッター・マスキングテープ・定規のセットがホームセンターで売られています。
定規を枠に押し付けてカッターで紙をカットしてください。
⑥枠にあわせてふすま紙をカット出来たらこまめに浮いたふすま紙にアイロンをあてて接着してください。ゆっくりあてるのがコツです。
アイロンでふすま紙が接着出来たら引き手部分をカットします。
4隅から対角線にカッターでカットして押し込みます。引き手がきつくて入らない時には引き手部分の前のふすま紙を丁寧にカットします。
引き手の釘もホームセンターのふすま紙売り場で売られています。それに釘抜き・打ち道具のセットなども売られています。先ほども書きましたが引き手の釘はぬか釘の様に細く小さいためかなづちだけでは打てません。専用の鉄で出来たストローの様なパイプ状の釘打ちが必要です。(写真)
引き手が取り付けられたら完成です。次のふすまへと作業を続けましょう。
⑦ここで緊急事態発生。ふすまがひきいから外れません。立て付けが悪いのが原因できつくてふすま
が外せません。しょうがないのでふすまをはめたままふすま紙を貼ることにしました。
作業がしづらいくらいでちゃんと貼れました。
⑧最後に作業時間の目安ですが扉1箇所とふすま4枚でだいたい3時間半から4時間くらい掛かり
ました。扉の取ってを外すのに少し手間取りましたからもう少し短時間で出来るかも知れません。
貼り終わってふすまを見ると。結構上手に貼れています。上出来上出来。
今回初めてふすま紙を貼ってみましたが思ったより簡単でした。ぜひ一度チャレンジしてみてください。
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